2025年2月24日
入浴による3つの効能
入浴による3つの効能

皆さんはシャワー派ですか?入浴派(湯船派)ですか?
忙しい現代人はついついシャワーで済ませる方が多いのですが、シャワー派と入浴派(湯船派)では決定的な違いがあります。体をきれいにする。と言う意味では、シャワーもお風呂も一緒ですが、シャワーはカラダの中の温度を上げてくれる効果はありません。寒い時にシャワーを浴びた後、カラダが冷えて寒い経験をしたことがあると思います。
一方、40度のお湯をはった湯船につかってゆっくりすると、体の中の温度も40度に近くまで温まります。このカラダの中の温度が上がることが様々な効果を生み出します。
1つ目は、カラダの中まで体温が上がると、60兆個(※1)の細胞で代謝がよくなり、脂肪が燃えやすくなります。なんとお風呂には、ダイエット効果があるのです。
※1 細胞の推定数は60兆個、37兆個など諸説ありますが、ここでは60兆個と記しております。要は非常に多くの細胞によりカラダが構成されており、その細胞の状態が健康維持には非常に重要であると考えてください
2つ目は、体温が上がることで、免疫細胞が活性化され、免疫力が上がり、風邪やインフルエンザなどの感染症からカラダを守ってくれます。体温が1℃上がると免疫力は2倍になるという報告もあります。風邪をひいてからお薬を飲むのではなく、風邪をひかないためにカラダを温める。湯船(40度程度の温度)でゆったりとすることがおすすめです。
3つ目は、40度程度のぬるめのお風呂に浸かってゆったりしていると、副交感神経が優位になり、心も体もリラックスできます。湯船につかって、好きな音楽でも聴きながら、嫌なことを忘れて、今日あった嬉しいことを思い出す。お風呂にはメンタル不調や不眠を改善する効果があるのです。
こんな素晴らしい効果があるのに、忙しい現代人はついついシャワーで済ませてしまいます。この機会に、お風呂でカラダを温める習慣を始めてみてください。